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帰化申請 流れとかかる期間について

帰化申請を考えている外国人の方にとって、「どのくらい時間がかかるのか?」はとても気になることです。

帰化申請は、必要な書類が多く、手続きもいくつかのステップに分かれています。また、日本では、帰化申請をした人が本当に日本人として暮らしていけるかをしっかりと確認するため、時間をかけて丁寧に審査を行います。だからこそ、「早めの準備」と「正しい情報」がとても大切なのです。

このページでは、帰化申請にかかる期間の目安を、ステップごとにわかりやすく説明します。帰化申請にかかる期間を知っておき、スムーズに準備を進めましょう。

帰化申請にかかる期間とは?

帰化申請にかかる期間を具体的に見ていく前に、まずは帰化申請の概要についておさらいします。

帰化申請とは

帰化申請とは、外国人が日本国籍を取得するための手続きのことです。帰化が許されると、日本人と同じように選挙に出たり、投票したり、パスポートを持ったりできるようになります。

日本に長く住んで、「これからも日本で暮らしたい」「日本人になって家族と安心して生活したい」と思う人にとって、帰化はとても大事なステップです。

しかし、誰でもすぐに帰化できるわけではありません。日本のルール(条件)にあてはまっているかを調べるため、帰化申請には時間がかかるのです。

帰化申請にかかる期間が長い理由

帰化申請の準備から結果が出るまでには、1年〜1年半程度の期間がかかることが多いです。なぜそんなに時間がかかるのかというと、申請者であるあなたについていろいろなことをしっかりと調べるからです。

帰化申請は、外国人が日本人になるための大事な手続きです。そのため、「この人がほんとうに日本人として暮らしていけるか」を、しっかりと見きわめようとします。

このとき調べるのは、例えば次のようなことです。

  • 今までどのくらい日本に住んでいたか
  • 仕事や収入は安定しているか
  • ちゃんと税金を払っているか
  • 犯罪歴はないか
  • 日本語がどれくらい話せるか
  • これからも日本で生活するつもりがあるか

これらのことを一人ひとり丁寧に調べるため、時間がかかるのです。時間がかかっても焦らず、必要な書類をしっかりそろえて、自分のことを正しく伝えることが大事です。

帰化申請のステップ別に見る所要期間の目安

本章では、帰化申請のステップ別に、それぞれの所要期間の大まかな目安を紹介します。

法務局への事前相談〜書類準備(1〜3か月)

帰化申請の最初のステップである法務局への相談から書類の準備完了までは、1〜3か月ほどかかるのが一般的です。

法務局では、いきなり申請を受けつけるのではなく、まずは「事前相談」があります。この相談で、「あなたは申請できる条件を満たしているか」「どんな書類が必要か」などを教えてくれます。そして、その後で必要な書類を自分で集めることになります。

具体的には、以下のような流れで進みます。

ステップ

詳細

目安期間

①法務局への事前相談予約

電話や窓口で相談の日時を決める

1〜2週間(地域によっては2〜3か月かかることもある)

②初回の相談

条件の確認、必要書類の説明を受ける

当日(30分〜1時間)

③必要書類の準備

各種証明書・収入証明・住民票・パスポートなどをそろえる

1〜3か月

④書類チェックの再相談

書類に不備がないかを法務局に確認してもらう

1〜2週間


上記の表に挙げた期間は目安ですが、準備のスピード次第で短くすることもできます。

書類提出〜面接(1〜2か月)

帰化申請の書類を法務局に提出してから面接を受けるまでには、およそ1〜2か月ほどかかるのが一般的です。なぜすぐに面接が行われないかというと、法務局の担当者がまず提出された書類の中身を細かく確認するためです。

また、面接のスケジュールは混み具合によって前後することがあります。面接は、あなたが帰化の条件を本当に満たしているかを確認する大切な場なので、事前準備にも時間がかかります。

面接の連絡がくるまで少し時間がかかることを理解しておきましょう。面接は合否に影響する重要な場面なので、リラックスして答えられるように準備しておくことが大切です。面接前には、「なぜ日本国籍を取得したいのか」など、自分の考えを整理しておくと安心です。

面接後〜審査結果通知(6か月〜1年)

帰化申請の面接が終わったあと、審査結果が出るまでには6か月から1年ほどかかることが多いです。

この期間が長くなるのは、面接後にさらに詳しい調査が行われるからです。申請者のこれまでの生活や経済状況、税金の支払い状況などが法務局を通じてしっかり確認されます。さらに、警察や役所など複数の機関とも連携して調査が行われるため、時間がかかります。

このように、面接が終わった後も長い時間がかかることを知っておくことが大切です。
また、待っている間に追加の書類を求められることもありますので、法務局からの連絡には必ず対応するようにしましょう。焦らず、しっかりと対応することが、申請成功への近道です。

許可後の手続き(帰化届・戸籍登録など)

帰化の許可を受けたあとは、14日以内に「帰化届」を提出し、戸籍を作る手続きを行う必要があります。すぐに動くことでスムーズに日本人としての生活が始められます。

以下に、許可後の具体的な手続きと期間の目安をまとめました。

手続きのステップ 詳細 期間目安

①帰化届の提出

市区町村役場に行き、「帰化届」を提出する

許可から14日以内

②戸籍の登録

役所で戸籍が作られる

約1〜2週間

③日本の身分証取得

マイナンバーカードなど日本人としての身分証を取得

戸籍登録後すぐ

このように、帰化許可が出た後も、すぐに必要な手続きが待っています。特に「帰化届」は期限(14日以内)がありますので、通知を受けたら早めに市区町村に相談し、書類を提出しましょう。

帰化申請の期間を早めるためにできること

帰化申請の期間をできるだけ短くするためには、事前の準備をしっかり行い、書類の不備や面接時のトラブルを防ぐことが大切です。具体的には、以下のような取り組みが申請期間を短くするのに役立ちます。

  • 書類を正確にそろえる
  • 面接で日本語能力と一貫性を意識する
  • 法務局での相談を有効に使う
  • 行政書士などの専門家に手続きのサポートを依頼する

それぞれのポイントを順番に詳しく解説します。

書類を正確にそろえる

帰化申請をスムーズに進めるためには、必要な書類を「正確に」「漏れなく」準備することがとても大切です。不備があると、審査のやり直しや追加提出で大きく時間がかかります。

特に収入証明・納税証明・在職証明・家族関係の書類などは、確認や取り直しに時間がかかることが多く、申請全体が長引く原因になります。

以下のような表にまとめて、書類の準備を進めると安心です。

書類

詳細

住民票

市区町村役所

在勤証明書

勤務先企業

納税証明書

税務署 or 市区町村役所

在学証明書(子ども)

学校

本国の身分証明書

自国の大使館など

チェックリストを活用し、提出前に法務局と相談しながら慎重に準備しましょう。

面接で日本語能力と一貫性を意識する

法務局の面接では、あなたが日本で生活するために必要な日本語力を持っているか、そして普段の生活や仕事の内容にウソがないかをしっかり確認されます。ここで説明がうまくできなかったり、話の内容に食い違いがあったりすると、審査官が「もっと詳しく調べる必要がある」と判断し、結果的に時間がかかることになります。

例えば、仕事の内容について「事務の仕事をしています」と答えた場合、給与明細や勤務先の情報と話が合っていないと「情報にずれがある」と判断され、確認作業が必要になります。また、「子どもがいます」と答えたのに家族関係の書類にその記載がない場合も同様です。

面接では「落とすため」ではなく、「あなたのことを理解するため」に質問されます。事前に答えを整理し、日常会話程度の日本語がしっかり話せるように準備しておくことで、審査がスムーズに進み、結果として申請期間の短縮にもつながります。家族や専門家と面接の練習をしておくのもおすすめです。

法務局での相談を有効に使う

帰化申請の期間を少しでも短くしたいなら、最初に法務局での相談(事前相談)をしっかり活用しましょう。

法務局では、申請前にあなたの状況を確認して、必要な書類や手続きの説明をしてくれます。事前相談をせずにいきなり申請をすると、書類の不備や条件不足でやり直しになることがあります。これが原因で、申請の受付までに何か月も余計にかかってしまうケースも少なくありません。

例えば、「5年日本に住んでいますが、途中で住所が変わりました」といったケースでも、法務局に相談すれば、どのような書類が追加で必要かを丁寧に教えてくれます。

相談は無料で、予約制になっていることが多いので、早めに連絡してスケジュールを確保しておきましょう。

行政書士などの専門家に手続きのサポートを依頼する

帰化申請を早く、スムーズに進めたい場合は、行政書士などの専門家にサポートをお願いすることが効果的です。

帰化申請は、たくさんの書類を用意したり、複雑な手続きを行ったりする必要があります。日本語が難しい、制度がわかりにくいという人にとっては、自分だけで進めるのはとても大変です。行政書士に依頼すれば、必要な書類のチェックや準備、法務局とのやり取りも手伝ってもらえるため、書類のミスや遅れを防ぐことができ、結果として申請のスピードが上がります。

例えば、「どの書類がいつ必要かわからない」「書類に間違いがあって何度も出し直してしまった」などのトラブルも、専門家のサポートで避けることができます。

特に初めての申請で不安がある人や、日本語が苦手な人にとっては、大きな助けになります。相談は初回無料のところも多いので、まずは問い合わせてみましょう。

帰化申請の期間についてよくある質問(Q&A)

最後に帰化申請の期間について、当事務所によく寄せられる質問を回答と併せてまとめました。

帰化申請から1年たっても連絡がないのはなぜ?

帰化申請から1年たっても連絡がない場合でも、多くは「審査がまだ終わっていない」だけであり、特別なトラブルでないことが多いです。

帰化申請の審査はとても細かく、たくさんの項目を時間をかけて確認します。法務局がしっかり確認するため、半年〜1年程度かかるのが普通です。ときには、1年以上かかることもあります。

帰化申請から1年たっても連絡がないと不安になりますが、多くの場合は審査に時間がかかっているだけです。それでも心配なときは、申請先の法務局に問い合わせてみましょう。対応状況を丁寧に教えてくれることが多いです。

特別永住者・配偶者ビザを持っている人の帰化申請は早く済む?

特別永住者や日本人の配偶者ビザを持つ人の帰化申請は、条件が一部緩和されるため、審査が早く進む可能性がありますが、必ずしも短期間で許可が出るとは限りません。

帰化申請の期間は、本人の在留資格や経歴だけでなく、提出書類の正確さや法務局の混雑状況によっても変わります。

確かに、特別永住者や配偶者ビザを持つ人は、「日本での居住年数」などの条件が軽くなることがあります。条件が緩やかになるぶん、申請できる時期が早まることはありますが、申請後の審査にかかる時間は他の申請者と同様、1年〜1年半程度かかることが多いです。

申請してから許可が出るまでの審査時間は他の人とあまり変わらないため、書類の不備がないよう準備をしっかり行いましょう。スムーズな申請が、結果的に早期の許可につながります。

帰化の申請途中で引っ越したら審査に影響する?

帰化申請は「住所地を管轄する法務局」が審査を担当しています。そのため、申請後に住所が変わると、新しい管轄の法務局へ手続きを引き継ぐ必要があります。

この引き継ぎには時間がかかることが多く、その分だけ審査の期間も延びてしまうことがあります。また、法務局との面談なども、再調整が必要になる場合があります。

具体的には、以下のような影響が及ぶ可能性があります。

  • 引っ越し前に法務局に申告しない:連絡不通・審査停止のおそれあり
  • 書類に記載された住所と現在の住所が違う:面接時に本人確認のやり直しや追加書類の提出を求められる場合あり

帰化申請中に引っ越しをした場合は、できるだけ早く元の法務局と新しい法務局の両方に連絡し、必要な手続きを進めることが大切です。

これにより、審査の遅れを最小限におさえることができ、スムーズな許可につながります。引っ越しの予定がある人は、申請のタイミングも考慮しましょう。

終わりに

帰化申請には多くの時間がかかりますが、流れや期間を正しく理解して準備することで、スムーズに進めることができます。

帰化申請は、法務局との相談から始まり、書類の準備、面接、そして審査結果の通知まで、いくつかのステップがあります。それぞれに時間がかかるため、全体で1年〜1年半近くかかることもあります。

しかし、期間の目安を知り、事前にしっかり準備をしておけば、余計な遅れを防ぐことができます。また、わからないことがあれば、法務局や行政書士に相談することも大切です。

しらき行政書士事務所では、帰化申請手続きに関して、初回相談無料で対応しております。

対面での面談がご心配な方や、遠方で直接お会いすることが難しい方、受付時間内にお時間が取れない方にも、お気軽にご相談頂けるように各種オンラインツール(ZOOM、LINE、WeChat、Skypeなど)を利用しての面談にも対応しております。

これまでの経験と実績を生かし、帰化申請の手続きをサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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