外国人の雇用やビザの申請でお困りでしょうか
手続きに詳しい行政書士がサポートいたします

過去にビザ申請をしたことがある人が別のビザを申請する際の注意点

過去にビザ申請をしたことがある外国人の方が別のビザを申請する際、いずれかの在留資格で現在も日本に在留しているケースでは在留資格の変更手続きが、現在は日本に在留していないというケースでは改めて在留資格の取得申請手続きが求められます。

いずれのケースであっても、過去にビザ申請をしたことがある人が新たに別のビザを申請するときには注意しなければならないポイントがあります。それは、今回のビザ申請は、過去の申請書類を参考に行われるということです。

この点を理解せずにビザ申請を行うと、「前回申請した内容と今回の申請内容が異なっている」という理由で申請が不許可になるおそれがあるため注意しましょう。

この記事では、過去にビザ申請をしたことがある人が新たに別のビザを申請するときに注意すべき点について、分かりやすく解説します。

過去にビザ申請をしたことがある人が別のビザを申請する際の注意点

ビザの申請先である出入国在留管理庁には、これまでにビザ申請を行った外国人の方たちが提出してきた申請書類が残されています。

そして、過去にビザ申請をしたことがある外国人の方による在留資格の変更手続きや在留資格の取得申請手続きなどは、過去の申請書類の内容を参考に審査されることになります。

このとき、前回申請した書類の内容と今回申請する書類の内容が異なっている(矛盾している)場合には、ビザの申請が不許可となってしまうのです。

つまり、過去にビザ申請をしたことがある外国人の方は、前回申請した書類の内容と今回申請する書類の内容が食い違っていないかチェックしておかなければなりません。

ここからは、具体的なケースをもとに、ビザ申請時の注意点を分かりやすく解説します。

技能実習の取得後に就労ビザを申請する場合の注意点

ここからは特にトラブルが多い「技能実習で日本に来たことがある人が、数年後に就労ビザを申請するケース」をもとに、ビザ申請時の注意点を解説します。

技能実習で日本に来たことがある外国人の方が数年後に就労ビザを申請する場合、それまでに本人が現地(母国)の大学を卒業していたとしても、技能実習のビザ申請時に提出される経歴書には大学を卒業した旨が記載されていないケースが多く見受けられます。

これは「高学歴の外国人は技能実習ビザの審査に通過できない」という誤った情報が現地で出回っていることで、現地の送り出し機関によって本人の知らないところで経歴が書き換えられたためになされる対応です。

また、技能実習では「従事しようとする業務と同種の業務に外国において従事した経験を有すること」が要件となっているため、その職歴を偽装して大学卒業の経歴を消すという事も行われている場合あります。

ことの真相は定かではありませんが、雇用する業種によっては大卒よりも高卒のほうが使い勝手が良いという噂を送り出し機関が鵜呑みにして学歴を詐称してしまうケースもあるようです。

ただし、技能実習のビザ申請にあたって、学歴は大きな問題にはならないため、所定の要件を満たしていれば問題なく技能実習のビザを取得できます。

しかし、就労ビザの申請時には、大卒の学歴(短大もしくは大学を卒業していること)が要件となります。そのため、就労ビザの申請時に正しい学歴を記載したとしても、過去に行った技能実習のビザ申請時の経歴書の内容と異なることから、申請内容の信ぴょう性を疑われて不許可となるケースがあるのです。

技能実習から就労ビザへ変更するための要件

ここで参考情報として、技能実習から就労ビザに変更するための条件を簡単に説明します。まず、以下の全ての要件を満たす場合に、ビザの変更が許可される可能性があります。

  • 契約機関等の主な業務が、技能実習生の受け入れに関連していること
  • 技能実習時に学んだ技術や知識を使って、母国の経済発展に貢献できる活動を行っていると認められること
  • 日本語の能力がN2レベル以上であること
  • 就業場所での業務量が十分で、技能実習生とは異なる仕事内容であること
  • 技能実習上の到達目標を達成していること

これらの条件を満たしたうえで、変更を希望する就労ビザがそれぞれ定める要件を満たす必要があります。例えば、「技術・人文知識・国際業務」ビザの取得に求められる要件は以下のとおりです。

  • 学歴(職歴)と業務内容の関連性がある
  • 学歴は海外か日本の大学卒業、もしくは日本の専門学校卒業以上
  • 企業の経営状態が良好
  • 給与の水準が日本人と同等かそれ以上

本章で取り上げているトラブルは、上記リストの2つ目の学歴に関する要件が発端となって起こります。

過去にビザ申請の経験がある人が新たにビザの申請許可を得るためのコツ

ここまでの説明で、過去にビザ申請の経験がある人が新たにビザの申請許可を得るためには、過去の申請書類の内容を意識する必要があることが理解できたはずです。

一度不許可になった後に再度申請する場合、許可がおりる可能性は非常に低いです。そのため、過去にビザ申請をしたことがある外国人の方は、過去の申請状況が分かる資料を事前にチェックすることが必須となってきます。

正しく手続きをしないと、現在持っているビザが取り消されたり、ビザの変更申請が拒否されたりするリスクがあります。日本での滞在を安心して続けるため、ビザの状況をしっかり理解することが大切です。

もしもビザのことで心配・疑問などがございましたら、「しらき行政書士事務所」までお気軽にご相談ください。面談を通して、あなたの状況を詳しくお伺いしたうえで、ビザに関するアドバイスや必要な手続きについてご説明いたします。

初回の相談は無料ですので、何か気になることがあれば、当事務所へのお問い合わせをお待ちしております。

外国人雇用やビザの申請(在留資格)に関するご相談
  • 初回相談は無料です、お気軽にお問い合わせください。
  • ご相談はご来所のほか、Zoom等のオンラインでの相談も承っております。
お電話でのお問い合わせ

「ビザ申請のホームページを見た」とお伝えください。

受付時間:平日8:00-19:00(土日祝休み)
メールでのお問い合わせ

    ご希望の連絡先(必須)

    メールに返信電話に連絡どちらでも可

    お住まいの県(必須)

    ページトップへ戻る